40代からのボクシング 第84話『嗚呼、人はこうやってやめていくのだろうか。だが、まだやめんの巻』

やめる理由が続々と押し寄せる。

ジム通いは己の判断で自粛中。できていた練習ができない。サンドバッグも叩けない。ミット打ちもできない。リングに立てない。スパーリングもできない。そんな中、今できることを、今できることをとジムワークの代わりに毎朝毎朝のロードワーク。昨日の自分を超えるべく走る。ランニング、800メートルダッシュ、坂道ダッシュ。単調な練習にならぬよういろんな方法で走る。走り続けること3週間。たかだか3週間なのに足が悲鳴をあげる。かかとが痛い。歩くだけで痛い。ぬううううう。調べるとどうやら『足底腱膜炎』というランナーがわりと患う症状の模様。そうかそうかそうですか。負荷をかければ体が壊れていくこともあるだろう。そりゃそうだ。44才。まだまだ若いようで、それでいて無理の効かない年齢なのかもしれない。もういいじゃん、いくつまでやるの。なにしたいの。やめたら楽になれるじゃん。やめりゃあいいじゃん。もうやめちまえーーーーーーーーーーー。なんて考えもあるんでしょうが。

いや、まだまだやめません笑。まだまだ。なんにも成し遂げとらんのです。何がゴールかは自分でもハッキリとはわかりませんが、まだなんです。やめるのは今じゃないんです。それに、言うてもそんなに追い込んどるわけでも無し。はじめの一歩みとるともう本当にすごいもん笑。

てな思いで3日間ロードワークを休養し、スポーツデポで足の衝撃を和らげてくれるソールを購入してきました。これを装着して走ってみると休養の成果もあってか全然痛みなく走れました。シャドーでも痛み無し。はい、超ゴキゲンです笑。

あきらめたらそこで試合終了ですよ。よし。打つべし打つべし打つべし、走るべし走るべし走るべし。


つづく

0コメント

  • 1000 / 1000