40代からのボクシング 第92話『ジム157〜162日目:距離感』

『ボクシングは距離のスポーツである』

これは、いつぞやにトレーナー氏からいただいた言葉です。

自分のパンチが届くエリアは相手のパンチが届く危険地帯でもある。ゆえに、打ったら戻る。これをずーっと伝え続けてくれておりました。それこそ、どのトレーナー氏も皆口を揃えて言うてくれておりました。打ち終わりに気をつけるべしとも。実戦を繰り返していく中で、打たれたり倒されたり、どんどん身にしみてきております笑。


先日ベテラン会員さんとの対戦後、動画を見ながら自分の距離を知る大切さを伝えてもらいました。リーチ差があれば、自分のパンチだけが当たる距離で戦うこともできる。わざわざ危険なエリアに踏み込み過ぎない。動画をコマ送りで見ながらシーンごとに、ここ半歩入り過ぎ、などアドバイスをいただきました。


それを踏まえて、自分の方がリーチがある組み合わせで当てマス等に望み、踏み込み過ぎないよう意識してみると確かにやりやすくなった印象でした。そもそも、そんなに踏み込まんでも届くし、逆に踏み込み過ぎてパンチの威力を損なっているようなそんな距離に自分でしてしまっていたんでしょうね。ジャブが当たる距離がストレートの威力が最も発揮される距離。これも何度も言われてきたこと。


あと、中に入れさせないよう意識することで、自分のジャブの数が圧倒的に増えました。おそらく意識で距離も伸びたんじゃないかな。当たり前のことなんでしょうが、当たり前ができていない自分にはとても嬉しい変化でした。しばらく前の自分のスパー動画とか見ると、ほんとジャブ少な過ぎ。手えださんかいーと吠えてしまいますね笑。狙い過ぎず、相手の体のどこでもいいから当てるべし。


相手が詰めて来た分下がる、相手が下がった分詰める。自分が最も戦いやすい距離、自分が最も有利に立てる距離、自分が最もいかせる距離、日々勉強させてもらいながら、遅いながらも少しづつでも成長していけるようハッスルしていきます。よし、打つべし打つべし打つべし。


鎖骨がティリティ笑


つづく


0コメント

  • 1000 / 1000