40代からのボクシング 第91話『ジム155〜156日目:スパーリングテスト』
ついに迎えたスパーリングテスト当日。ジム内には普段と違う緊張感が溢れ、見たことのない方達もいて、おおう、なんかすげえぞう、なんかすげえぞうううって感じでした。20名ぐらいの出場選手たちはウォーミングアップのシャドーからみなさん素敵でした。雰囲気から動きから全てボクシングやってますって感じでした。そんな中に混じり私もスタミナをセーブしながら(笑)準備。なんとかそんなに緊張もせず、楽しもうと思ってチャレンジできました。
スパーリングテストの結果。
『倒れるときは前のめり』精神で突撃したスパーリングテスト。
結果、後ろ向きにひっくり返されました。
はい、3R1分30秒、強烈なダウンをしてしまい試合終了。
残念無念です。
下記5項目を各5点満点で3名の審査員が評価してくれました。
- ストレートを中心としたオフェンス
- ディフェンス
- リングジェネラルシップ
- スタミナ
- 闘争心
私は75点満点中の42点のCランクでした。Bランクまであと3点 . . . 。
Aランク(60点以上)が一人、あとほとんどの人はBランクとCランクで、ほんの少しDランクの人がいたかな。来週プロテストを受ける選手3人がきっちり上位3名に入っていたのはさすがです。応援したいと思います。
できたこと、できなかったこと。
できたことはほとんどないです。ぐうう。
約一年半、一生懸命やってきてこの着地はけっこうツライなーってぐらいツライです。
今は悔しさよりもなんだか悲しみが大きいですね。
なにがって、練習してきたこと全然できてないんです。
ストレート打つ時左ガード下げないとか、打たせず打つフットワークの出入りとか、アゴを上げないとか、打ち終わりは気をつけるとか、相手の正面に立たないとか。
やってきたやないか、やってきたやないかあああ、と。でももう全然できてない。もう、ただ、ひたすら、己の素の低ーい戦闘能力のみに頼ったような闘いをしてしまいました。当然まともなボクシングになるわけがありません。本当がっくりです。下手くそなパンチ打って当てどころ悪いもんだから、右手の親指めっさ腫れてます。肘も痛えです。
今までもなかなかうまくできんなーの連続ながらも、たまにはできたり認めてもらえたりしながらなんとかやってきました。今回のテスト、どんな結果になろうとも経験値を得て未来につなげる糧とするはずだったのですが、今回のはなんだか精神的にキツイです . . . 。本当に。
が、しかーーーーーーーーーーし、まだやめん!笑
いつか、こんな時もあったなーと笑えるようポジティブに、そう無理矢理にでもポジティブに、また練習方法から見直してチャレンジしていきます。立ち向かっていこう。己に負けるな。まだだ。まだまだだ。明日に向かって、打つべし打つべし打つべし、ですな。
悲しみの果てには一体何があるんでしょうね . . . 。
つづく
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