40代からのボクシング 第49話『ジム70〜71日目:当てマス』

当てマス。

ボクサークラスに変更するときに会長から、

1.マス

2.当てマス

3.スパーリング

とやっていきましょうと言われていたのですが、今回その2.当てマスのチャンスがやってきました。ジムや指導者また競技者によってマスの定義は様々なようですが(by Google先生)私がお世話になっておるジムでは、

1.マス(距離をとって基本当てない)

2.当てマス(実戦の距離で当てるが振り抜かない)

3.スパーリング(ガチンコ)

みたいな感じですかね。今までも多少当ててしまったり、もらって顔吹っ飛んだり(笑)してきましたが、それはいうてもイレギュラー的なやつ。今回の当てマスはもう当てちゃっていいよ、いや、むしろ、当てなさいよ、しっかり狙わんかい、ってやつですね。


第1戦『VSサウスポー』

いつもマスで対戦してもらっている方、7〜8階級は上でしょうか。トレーナー氏から、相手の前の手(右手)と自分の前の手(左手)のジャブの差し合いになるので、そこ要チェックや、とのアドバイスをいただいておりました。が、いかんせん、やはり、まだまだ素人。なんかもうとりあえず一生懸命って感じで、やいのやいのしとるうちに3分×2R終了。ふううう。ヘッドギアにもマウスピースにもまだまだ慣れないし、何よりグローブが14オンス(練習は10オンス、その差約110g)のをつけるのでめっさ疲れる笑。ほんと、全てにおいてとりあえず慣れていこうって感じですね。


第2戦『VS試合を控えたベテランの方』

第1戦から二夜あけての第2戦。なんと、数日後に試合を控えたベテランの方とやらせてもらうチャンスがやってきました。はい、興奮です。また、当てマスでは初めてのオーソドックス(右構え)の方との対戦です。準備の時に、マウスピースを家に忘れたことに気づいたのですが、このチャンスを逃したくなかったので、さもつけてる感じでしれっとリングへ。本当すいません。どうしてもやりたかったんです。で、ゴング。はい、私の繰り出すパンチはことごとく当たりません。さらに飛んでくるパンチはいい感じに私の顔面をとらえていきます。ワンツー打とうものなら、さっとかわされ逆にワンツーしっかりくらいます笑。グッと詰められ体が近くなると、ガシガシいかれます。いい感じに頂戴するとクラ〜っときます。嗚呼、今ボクシングやってんだなーって、めっちゃ殴られながらちょっと浸ってみたり笑。そんなこんなで3分×2R終了。リングを降りトレーナー氏にどんなもんですかと聞いたところ、ワキが開いてしまった構えになっておりガードががら空き、ストレートの打ち終わりのガードががら空き、ディフェンス時にまっすぐ下がりすぎ、もっとフットワーク使って空いてるところに回って、などなどアドバイスをいただきました。おそらくキリがないほどひどかったと思いますが、とりあえずの代表作はそんなところで。そこからトレーナー氏と振り返りながら復習。

1.ワキをしめて、右グローブは基本右顎にしっかりつけて、ガードをがっちり固めて、しっかりみてパリングを駆使し相手のパンチを前でさばく。

2.自分の打ち終わりのガードをしっかり意識する。右打った後はすぐに右顎に戻す。ダッキングやバックステップなどで必ず頭を移動させ同じ位置に置いておかない。

一気に色々はできんだろうから次回この2点だけは必ずやるぞ、の意気込み。さあさあさあさあ、またまた楽しくなってきました。どんどん顔がボコボコになっていくかもしれませんが笑、向上心を持って、打つべし打つべし打つべし。

つづく


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