40代からのボクシング 第39話『ジム47〜48日目:ボクサークラス』

一年以内に人と対峙する。

これが4ヶ月前、ジム入会時に会長と決めた目標です。人と対峙する、もっと具体的に言うとスパーリングをするということです。私がお世話になっておるジムでは、フィットネス向けのクラスとボクサー向けのクラスがあります。練習場所もやれる練習もほぼ一緒です。が、フィットネスクラスではできない、ボクサークラスにしか許されていないもの、それがスパーリングです。そうなんです、私の目標を達成するにはボクサークラスに入らなければなりません。入会時に会長と話し合った時に、とりあえずフィットネスクラスではじめて、時期が来たらボクサークラスにしましょうと決め、今はフィットネスクラスで練習をしております。ジムの会員さんの話を聞くと、マスとかスパーまでは一年くらいですかねーという話をよく聞いていたので、4ヶ月の時点でマスをやらせてもらえてるだけでも幸せです。


4回目のマス。

今回もやってきましたマスのチャンス。お相手は軽快なシャドーをみせていたはじめてお会いする会員さん。会長の指示で今回はヘッドギアもカップもマウスピースもなしのしっかり距離を取ってのソフトなやつでとのこと。心の準備をしてゴング。あいも変わらず特別な技はございませんが、こないだ教えてもらった、ジャブで相手の後ろ手のグローブをはじき、空いたスペースにストレートを打ち込む、ってやつをちょいちょいチャレンジしました。が、基本けっこう距離をとってのマスなのもあり、まだまだ全然つかめません。そんな感じで、やっているとやはりこちら素人、だんだんと距離が近くなっていってしまいました。相手の方が打たせてくれておる中、ちょいちょい当ててしまいました。振り抜いてはおりませんが、すいません。ありがとうございました。あとからちゃんと謝っておきました。


ボクサークラス。

マスが終わって会長と話していると『本当に上手くなりましたね。どんどん実戦いきましょう。ボクサークラスに変更してスパーリングもやっていきましょう。もうそのレベルです。』と、とても嬉しいお言葉をいただきました。会長はとても褒め上手な方なのですが笑。まだまだまだまだやらにゃならんこと山ほどあります。いつボクサークラスにするかはまた考えながらも、会長の言葉を励みにどんどん精進していきます。どこまでも謙虚に謙虚に。


まったく新しいボクシングの教科書。

本を購入しました。ジムでの教えは大切にしながらも、知識やいろんな考え方、動きを知ることは大切なはず。教本みたいなのがとりあえず一冊欲しかったのです。しかしこの本、2010年と発売されたのはもう9年前。それでも、帯に具志堅用高さん(好きなんです)がいたり、ちらっと中を見た感じがなんだかよかったのです。理論的な説明がわかりやすく、とても良い内容だと感じております。特にパンチを打たない方の半身のブレーキを大事にしている感じが好きです。しっかり吸収してモノにしていきます。カンムリワシのごとく打つべし打つべし打つべし。


つづく


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